カビを吸い込むと体に悪い?梅雨の時期に大量発生するカビを放置するリスク

カビを吸い込むと体に悪い?梅雨の時期に大量発生するカビを放置するリスク

高温多湿な気候となる梅雨の時期には、
カビが大量発生することが予想されます。
夏前にカビ対策を施しているという方も多いと思います。

【カビを吸い込むことによる健康被害】
1.夏型過敏性肺炎
カビを吸い込むと、
夏型過敏性肺炎を引き起こす可能性があります。
これは夏に多く発症する病気のことで、
家の中にあるカビを吸い込むことによって、
咳や発熱などの夏風邪のような症状が出るので、
発症したことに気づかない方もいるようです。

2.皮膚炎
カビが体についてしまうと、
さまざまな皮膚炎が発症します。
特に多く発生するのが、
マラセチア毛包炎です。
顔や頭皮にいる常在菌の1つである
マラセチアというカビが原因で、
ニキビのような症状が発症します。

3,アレルギー性鼻炎
カビの胞子を吸い込むと、
呼吸によって触れる回数が多い鼻が
アレルギー症状を発症して、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどが
止まらなくなることがあります。
これをアレルギー性鼻炎と呼びます。

家庭でも完全に対処するのが難しいカビは、
吸い込むことによって体にさまざまな害を与えます。
すべてを防ぐことは難しいと思いますが、
普段からしっかりと掃除をしてカビを排除しておきましょう。